オーツヘイ

中央アジア原産のイネ科の一年草であるエンバクを、青刈りして乾燥し梱包した物です。 輸入先はオーストラリアが90%以上で、その他は米国及びカナダからの輸入になっています。オーツ・ヘイの品質規格は特にありませんが、ARGTの問題が有るため、当社では西オーストラリア産のオーツ・ヘイについては産地でのARGT検査をしております。(ARGT:一年生ライグラスによる家畜の中毒症状) 外観はスーダングラスに類似していますが、スーダングラスより茎が柔らかく少し細めの為、牛の食べ残しが少ないので、 一般的にはオーツヘイの方が婚好性が良いと言われています。 草丈は1m程度までのびます。穂(花序)の長さは10~20cm位で、ベールの中の糖や茎の光沢等でスーダン等との区別も可能です。

産地 オーストラリア西部・南部・東部、アメリカ、カナダ南部
播種 オーストラリア 5月~6月(南半球の為)
アメリカ 12月~5月
カナダ 2月~5月
刈取りオーストラリア 10月~12月
アメリカ 5月~8月
カナダ 5月~8月
出荷 11月頃(オーストラリアの場合)
荷姿 40~50kg/ベール・ダブルベール
25~30kg/ベール・ハーフベール
30~45kg/ベール・通称のり巻きタイプ
グレード サプライヤーによって異なりますが、大きく分けてサウンド品とスライトリーの2種類に分 かれており、今の所取引上の区別のみです。
品種 ウインジャーディー・リンプトン・ポトルー・スワン・ワラルー・マールー、etc…
その他 サプライヤーの増加(約30社)により輸入量も増え品質面でもUSの他の牧草に近づいてきています。

成分値(%)

水分 粗蛋白質 粗脂肪 可溶無窒素物 粗繊維 粗灰分 ADF NDF TDN
15.9 12.3 3.4 38.6 23.2 6.6 26.9 44.7 50.7

日本標準飼料成分表より抜粋

用語解説

粗蛋白質
飼料6成分の1つで、窒素含量に6.25倍したもの。アマイドその他蛋白質以外の窒素化合物も含まれる。

粗繊維
飼料6成分の1つで1.25%の硫酸と1.25%の水酸化ナトリウムに不溶のもの。

可溶性無窒素物
飼料6成分の1つで弱酸、弱アルカリに可溶な成分のうち、 窒素化合物を除いたもの。

ADF (酸性デタージェント繊維) 
細胞壁物質のうちヘミセルロースを除いた部分。すなわちセルロースとリグニンに該当する。

粗脂肪
飼料6成分の1つで、エーテルで抽出されるもの。真正脂肪以外ワックス、高級脂肪酸、色素などが含まれる。

粗灰分
飼料6成分の1つ。飼料を燃焼させて残った灰分でこの中には少量の炭素や土砂などに由来する灰分も含まれる。

TDN (可消化養分総量)
飼料のエネルギー含量を示す1単位。

NDF (中性デタージェント繊維)
NDFは、ヘミセルロース、セルロース、リグニンおよび熱変性蛋白質よりなる。

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