ケイントップ

イネ科の一年草で、さとうきびの枝葉部分を細断・乾燥し圧縮梱包したもので、相剛性に富んでいます。茎葉は幅2~25mm 、長さ30~50mm、色は緑黄色褐色~赤褐色を呈します。インドネシア産とタイ産が主流となっていますがフィリピン産や中国産も一部流通しています。インドネシア産は機械乾燥によって品質を安定させるとともに嗜好性を高めるために糖蜜を添加しているものもあります。一方タイ産のものは天日乾燥で色がやや淡く、カロチン含量は少ないと言われています。また、さとうきびの搾りかすはバカスと呼ばれ、敷料として利用されたり、発酵させて飼料としても利用されていますが、あまり一般的ではありません。

産地 インドネシア(ジャワ島) タイ(カンチャナブリ)
その他<フィリピン(ネグロス島) 中国(南部)>
刈取り インドネシア(ジャワ島) 5月~11月
タイ(カンチャナブリ) 1月~5月
荷姿 25kg/ベール(ネット入り、PP袋入り)
その他 インドネシア産で一部キューブ30kg/ベールPP袋入りもあります。

成分値(%)

水分 粗蛋白質 粗脂肪 可溶無窒素物 粗繊維 粗灰分 ADF NDF TDN
9.0 5.3 1.7 45.1 32.9 6.0 39.6 52.5

日本標準飼料成分表より抜粋

※輸入禁止中

用語解説

粗蛋白質
飼料6成分の1つで、窒素含量に6.25倍したもの。アマイドその他蛋白質以外の窒素化合物も含まれる。

粗繊維
飼料6成分の1つで1.25%の硫酸と1.25%の水酸化ナトリウムに不溶のもの。

可溶性無窒素物
飼料6成分の1つで弱酸、弱アルカリに可溶な成分のうち、 窒素化合物を除いたもの。

ADF (酸性デタージェント繊維) 
細胞壁物質のうちヘミセルロースを除いた部分。すなわちセルロースとリグニンに該当する。

粗脂肪
飼料6成分の1つで、エーテルで抽出されるもの。真正脂肪以外ワックス、高級脂肪酸、色素などが含まれる。

粗灰分
飼料6成分の1つ。飼料を燃焼させて残った灰分でこの中には少量の炭素や土砂などに由来する灰分も含まれる。

TDN (可消化養分総量)
飼料のエネルギー含量を示す1単位。

NDF (中性デタージェント繊維)
NDFは、ヘミセルロース、セルロース、リグニンおよび熱変性蛋白質よりなる。

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