アルファルファ
中央アジア原産のマメ科の多年草で、有史以前(BC700年頃)から栽培されている唯一の飼料作物であるといわれています。 生産性が高く、多量のミネラルと良質の蛋白質を含みます。
産地 | アメリカ(ワシントン州、オレゴン州、カルフォルニア州、ネバダ州、ユタ州)、カナダ、 オーストラリア。 日本で流通しているものは米国産が99%を占めています。 |
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播種 | 3~4月。 種子を単播し、4~5年ごとに更新します。 |
刈取り | アメリカ:3~10月(年3~8回)、カナダ:6~9月(年3回) オーストラリア :11~3月(年3回) アメリカでは、1番刈りが3月から始まり、10月までに3~8回の刈取がおこなわれます。 このうち輸出用は、主に1~4番刈りです。 |
出荷 | カットしてから約1ヶ月後 |
荷姿 | 40~50kg/ペールダブル及びシングルベール 30~35kg/ベールミニベール 25~30kg/ペールハーフベール |
グレード | プレミアムグレード(CP21%以上) ハイプログレード (CP20%以上~21%未満) スタンダードグレード(CP18以上~20%未満) ※その他に、RFV(相対飼料価)、NDF、ADFの数値を基準とする場合があります。 |
成分値(%)
水分 | 粗蛋白質 | 粗脂肪 | 可溶無窒素物 | 粗繊維 | 粗灰分 | ADF | NDF | TDN |
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10.6 | 19.5 | 1.8 | 36..5 | 19.5 | 12.1 | 25.2 | 32.2 | 52.7 |
日本標準飼料成分表より抜粋
用語解説
粗蛋白質
飼料6成分の1つで、窒素含量に6.25倍したもの。アマイドその他蛋白質以外の窒素化合物も含まれる。
粗繊維
飼料6成分の1つで1.25%の硫酸と1.25%の水酸化ナトリウムに不溶のもの。
可溶性無窒素物
飼料6成分の1つで弱酸、弱アルカリに可溶な成分のうち、 窒素化合物を除いたもの。
ADF (酸性デタージェント繊維)
細胞壁物質のうちヘミセルロースを除いた部分。すなわちセルロースとリグニンに該当する。
粗脂肪
飼料6成分の1つで、エーテルで抽出されるもの。真正脂肪以外ワックス、高級脂肪酸、色素などが含まれる。
粗灰分
飼料6成分の1つ。飼料を燃焼させて残った灰分でこの中には少量の炭素や土砂などに由来する灰分も含まれる。
TDN (可消化養分総量)
飼料のエネルギー含量を示す1単位。
NDF (中性デタージェント繊維)
NDFは、ヘミセルロース、セルロース、リグニンおよび熱変性蛋白質よりなる。
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