バミューダヘイ

BERMUDA HAY

アフリカ原産のイネ科の多年草で、耐暑性、耐千性に優れています。芝生用を採取する為に栽培したものを青刈りし、乾燥、 圧縮しベール化したものです。 茎葉の幅は0.5~1.9mm、長さは4.0~15.0cmで茎葉の色は、淡色~淡褐色で、他の牧草と比較して細く短く、また、触れた場合の感触は、乾牧草類では普通です。

産地 カルフォルニア州南部<エルセントロ周辺>
播種 前年の8~9月及び、当年の5~6月。一回の種蒔きで、約十数年生え続けます。
刈取り 4~12月に年2回~4回程度>夏刈りと秋刈りがあります。
出荷 刈取り後、早くて3週間で船積可能。
荷姿 40~50kg/ベールダブルベール
25~30kg/ベールハーフベール
グレード サプライヤーによっては、プレミアムとNo.1にわかれている場合もあります。
品種 コモン種とジャイアント種の二種類。
ジャイアント種の方が草丈は長いが生産数量が少ない為、コモン種の流通量の方が圧 倒的に多いのが特色です。
コモン種は約30cmでカット。
ジャイアントは50~60cmでカットします。
その他 ●米国の種子の相場が好調な時は、生産量の減少で相場にも影響を与える事もありま す。
●オーダーによっては、ロング、ミディアム、ショートに分けてもらえる場合もあります。
●硝酸態窒素が少なく嗜好性が良く、茎が細いので食べ残しが少なく、また、肉牛、乳牛、 子牛、成牛と広く利用されるが、特に乳牛用に人気があります。
●物理性の点で難があり、生命力が強いので食べた牛の糞より発芽する場合が有り、堆肥を生産する際の障害になるとして、敬遠される場合もあります。
●種子の価格が高いと、バミューダ・ストローが増え、逆に安いとバミューダ・ヘイが増え ます。

成分値(%)

水分 粗蛋白質 粗脂肪 可溶無窒素物 粗繊維 粗灰分 ADF NDF TDN
13.1 13.2 1.8 50.1 11.8 10.0 10.0 33.6 45.7

日本標準飼料成分表より抜粋

用語解説

粗蛋白質
飼料6成分の1つで、窒素含量に6.25倍したもの。アマイドその他蛋白質以外の窒素化合物も含まれる。

粗繊維
飼料6成分の1つで1.25%の硫酸と1.25%の水酸化ナトリウムに不溶のもの。

可溶性無窒素物
飼料6成分の1つで弱酸、弱アルカリに可溶な成分のうち、 窒素化合物を除いたもの。

ADF (酸性デタージェント繊維) 
細胞壁物質のうちヘミセルロースを除いた部分。すなわちセルロースとリグニンに該当する。

粗脂肪
飼料6成分の1つで、エーテルで抽出されるもの。真正脂肪以外ワックス、高級脂肪酸、色素などが含まれる。

粗灰分
飼料6成分の1つ。飼料を燃焼させて残った灰分でこの中には少量の炭素や土砂などに由来する灰分も含まれる。

TDN (可消化養分総量)
飼料のエネルギー含量を示す1単位。

NDF (中性デタージェント繊維)
NDFは、ヘミセルロース、セルロース、リグニンおよび熱変性蛋白質よりなる。

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