ヤンソウ

羊草

イネ科の多年草で中国北部に自生している草です。これを刈取り、乾燥した後梱包した物です。自生しているヤンソウを刈取るため雑草の混入が多く、これが混入すると階好性が悪いといわれています。 中国では古くから家畜・軍馬の飼料として利用されています。日本では乳牛用として用いられますが西日本では肉牛用として の需要も多い様です。茎葉は幅0.5~3.0mm長さ10~30cm程度と細く黄褐色~淡茶褐色を呈しています。繊維は剛直な感じがありヨモギのような独特の臭いがあります。

産地 中国東北地方の黒竜江省・吉林省・内蒙古自治区
刈取り

8月~10月

出荷

11月より

荷姿 30~35kg/ベール・ダブルベール
20kg/カットベール・切断後ネット入り
グレード

サプライヤーによって異なります。 検品システムの違いにより品質の安定度にやや難。

その他

嗜好性は良いのですが水分調整や雑草・異物の混入等品質面での問題が多いようです。

成分値(%)

水分 粗蛋白質 粗脂肪 可溶無窒素物 粗繊維 粗灰分 ADF NDF TDN
16.6 6.4 2.3 43.7 25.5 5.7 30.7 56.4 37.4

日本標準飼料成分表より抜粋

※輸入禁止中

用語解説

粗蛋白質
飼料6成分の1つで、窒素含量に6.25倍したもの。アマイドその他蛋白質以外の窒素化合物も含まれる。

粗繊維
飼料6成分の1つで1.25%の硫酸と1.25%の水酸化ナトリウムに不溶のもの。

可溶性無窒素物
飼料6成分の1つで弱酸、弱アルカリに可溶な成分のうち、 窒素化合物を除いたもの。

ADF (酸性デタージェント繊維) 
細胞壁物質のうちヘミセルロースを除いた部分。すなわちセルロースとリグニンに該当する。

粗脂肪
飼料6成分の1つで、エーテルで抽出されるもの。真正脂肪以外ワックス、高級脂肪酸、色素などが含まれる。

粗灰分
飼料6成分の1つ。飼料を燃焼させて残った灰分でこの中には少量の炭素や土砂などに由来する灰分も含まれる。

TDN (可消化養分総量)
飼料のエネルギー含量を示す1単位。

NDF (中性デタージェント繊維)
NDFは、ヘミセルロース、セルロース、リグニンおよび熱変性蛋白質よりなる。

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